たっちゃんのポケモンブログ

ポケモンについて書き殴るブログ

PJCS予選 負け犬備忘録

最高レート1710 最終 死

PJCS予選やってたので書き置き 雑

 

 

ハバタクカミ(古代活性C↑)@命の珠/テラス

ひかえめ H4 C252 S252

ムンフォ/マジシャ/パワージェム/テラバ

 

 テラスはガオガエンのフレドラ、ウーラオス意識の水

 怒りの粉で護るのが前提であるため、耐久には振らず火力を上げて相手への削りを優先。

 晴れた際に古代活性でCが上がりますが、良くも悪くも悪くもって感じでした。(晴れ時にパワージェムで炎オーガポンイーユイが耐久に振られていても確定で落とせる)

 

モロバレル(ほうし)@ゴツゴツメット/テラス

のんき H252 B252 D4 最遅

胞子/怒りの粉/クリスモ/花粉団子

 

 ほうしモロバレル。触れた相手を任意の状態異常にする事が出来る。

 重すぎる水ウーラオスへの牽制とヘイラッシャ対策枠。カビゴン回復用に花粉団子

 基本怒りの粉連打で、サイクルを回さず死ぬまで居座ってもらうデコイ運用をしてました。

 

 えるしっているか ごりらには きかない

 

ガオガエン(威嚇)@たつじんのおび/テラス

いじっぱり H68 A252 B4 D4 S180

フレドラ/叩き/インファ/猫騙

 

 冗談ポケモン 特化おびフレドラでHB252モロバレルに100.9%〜120.3%(確定1発)、Sは追い風時最速カミ抜き

 ヒードランイーユイ意識のインファイト ブリジュラスガチグマにも何回か撃った(全然落ちなかったけど)

 素早さは結構振ったので猫騙しの競り合いに勝つ事が出来て、立ち回りもかなり安定した。

 

オオニューラ(軽業)@きあいのタスキ/テラス

フェイタルクロー/インファ/地獄突き/颯返し

いじっぱり A252 B4 S252

 

 高火力毒+格闘の制圧力で戦う神社おみくじポケモン

 基本はモロバレルの隣でフェイタルクローを連打し、神速が飛んできたら颯返し。

 悪テラスはエスパー技を無効化可能でイエッサン系列の構築にかなり刺さった。

 技のためにDLCをマシン解放まで進めた

 

トルネロス(悪戯心)@ジャポの実/テラス

のんきH244 B252 C12

木枯らし嵐/にほんばれ/おいかぜ/挑発

 

 適当に入れたら最強だったポケモン。以前ほしなさんのレンタルをお借りした際に、雨構築に対しS下降トルネロスでにほんばれを押すのがあまりにも強かったので起用。

 ウエポンは悩んだ末上振れ要素の高い木枯らし嵐を採用。これ撃って2体に当ててる時が最高すぎた

 持ち物が隠密マントじゃない理由は隠密マントが有名すぎて猫誰も撃たんやろ笑って感じです。

 撃たれました

 

カビゴン(厚い脂肪)@とつげきチョッキ/テラス

のんきH236 A20 B252 最遅

じわれ/ヘビーボンバー/瓦割り/凍える風

 

 厚い脂肪+フェアリーテラスタルパオジアンイーユイのウエポンを全半減可能!!!!!

 ...それだけです。凍える風で相手のSを落としたり、地面を割ったり出来ます。

 自分の中でトリックルーム構築に対する回答を出せず、Sが遅くて耐久の高い置物を探した結果行き着いたのがコレ。

 

 ブリジュラスに地割れ押したら絶命したので猫ミームになってました

 

 

【所感】

 今回モロバレルの特性をほうし、ガオガエンをアタッカーで採用し、普通のガエン+バレルとは違った攻めの編成を組みました。他のポケモンも初見殺しと上振れを狙い、上位の人間に一矢報いるための算段でした。ダメだったけど

 

 Day2まで21-9となかなか上振れにしても良好な戦績だったもののDay3に絡まれ___。

 

 ダブルの大会は初だったので備忘録として書きました

 またいつかやると思います。それでは

きらら作品 原作おすすめTOP5!

 ども、たっちャンと申します。突然肌寒い季節が到来し、如何にして対応するか迷っていたところ凍死の選択肢しか残されておりませんでした。R.I.P 

 

 そんな事はどうでも良くて今回の主題は、

 

まんがタイムきらら系列作品、原作オススメTOP5!!!!!

 

 です。

 

 きらファンのサービス終了以降、アニメのみを視聴し†理解†した気になっていた僕は心機一転各作品の原作を購読するようになり、履修率もかなりのものになったと感じております。

 

 そこで、完全に自己満であり戦争の火種にもなりかねない内容ですが

「個人的TOP3を決めたい!!いややっぱもうちょい入れたいのでTOP5や!!!」

 と思い立ち、久々に記事を書こうと思った次第であります。

 

※当記事は筆者の完全な主観の下作成された物であり、加えて紹介されてない作品を下げる、作者様方の名誉を棄損するといった意図は一切無い事を念頭に置いた上で閲覧して頂けると幸いです。

加えて、作品の概説的な内容を記載していますが話のネタバレに値する部分には一切触れない事を固く誓います。

 

 

 

 

 

 

 注意喚起も読み終えて頂いたところで、第5位から始めていきます!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 第5位は~?????

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 スロウスタートです!!!!!

 

 まんがタイムきらら本誌にて2013年より連載を開始し、今や10周年を迎え連載も続く長寿漫画となった篤見唯子先生のスロウスタートですが、この原作が本ッッッッ当に素晴らしいんです!!!

 

 ここであらすじを掲載したかったのですが開幕から本作の重大で本質的なネタバレ情報に触れてしまう故に、原作だけでなくアニメも未視聴の方々にはそういった事前情報無しで楽しんで頂きたいので記載できませんでした...申し訳無いです;;

 

 主人公の一ノ瀬花名ちゃんやその周辺キャラクターは高校生で所謂「学園モノ」と呼ばれる作品なのですが、ちゃんと時間は進んでいて最新巻では入学時点よりも結構時間が経過しており、ストーリー性もある良作です。

 日常系らしからぬ個性的なキャラクターが多く存在し、薄味かと思った瞬間に作者が公的にCPをグイグイ推してきて突如ジャンクフードへと変貌を遂げる、正にタイトル通りな「スロウスタート」の世界を本記事を見て下さっている皆様に是非とも楽しんで頂きたい!

 

 アニメファンの方々に特に読んで頂きたいのはストーリーに大きな動きのある原作8巻!日常系なので単話でも十分楽しみながら読む事ができますが、ちょこちょこ新規の登場人物が出てくるのでやはり1巻から読んで頂きたい!寧ろ既刊の11巻まで全て読んで頂きたいです!!

 

 そして筆者の個人的最推しキャラクターは...百地たまてちゃんです!

 百地のたまちゃん!百地のたまちゃんをよろしくお願いします!...って事で次行きます!

 

 第4位は~????

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ハナヤマタです!!!!

 

 パーッとパーッと晴れやかに~(ハイ!)でお馴染み、ハナヤマタを4位とさせて頂きます!

 

 2011年から2018年にかけてまんがタイムきららフォワードにて全10巻に渡って連載された本作ですが、アニメは勿論の事、浜弓場双先生の原作はもーっと面白いです!!!

 

 見た目や学力、運動まで全てが平凡な事にコンプレックスを抱き、おとぎ話のヒロインに強い憧れを持つ弱気な中学2年生の女の子、関谷なると、アメリカから引っ越してきた前向きで積極的な女の子のハナの2人から始まる、"自分を変える"物語。

 

 メンバー一体となって行う舞踊、"よさこい"の部活、"よさこい部"として二人は活動を始め、それを通じてたくさんの人々と出会い、皆で成長していく。そんなストーリーの「ハナヤマタ」には他にも魅力的でストーリーを彩る多数のヒロインが登場し、どの子もとっても素敵で物語にも大きく影響してきます。

 現在は連載が終了、完結しており全10巻で読みやすく、非常に濃密なストーリーとなっております!

 

 そして本作における自分の最推しは主人公の関谷なるちゃんです!

 自分の中で「主人公が最推し!」と言えるような作品はあまり多くないのですが、彼女の何事にも挫けず、諦めない姿勢に惹かれてしまいました...

 

 ハナヤマタ原作は初回から最終回に渡るまで非常にオススメできる作品で、是非皆様も購読し、もっともっと新しい景色を一緒に数えてみませんか?

 

 乙女道は風まかせだと...つぶやいてみた...乙女心さ!次行きます!第3位です!

 

 第3位は~???

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 RPG不動産です!!!

 2018年にまんがタイムきららキャラットにてゲスト連載を開始し、同年から2023年12月号まで連載、つい最近最終回を迎え完結したRPG不動産を3位に決めました!

 

 ところで皆さん、「RPG」って何の略かご存じですか?

 

 

 そりゃ勿論知ってますよね~常識ですもんね!それではご唱和下さい!

 

 

「“Rent(賃貸) Plan(計画) Guide(案内)”」

 

 

 やっぱこれですよね~!不動産の3大事項ですね!という事でこの作品の紹介になります!ファンタジーな世界設定なので、考えるより感じて下さい!

 

 魔王が倒され、世界に平和が訪れてから15年の月日が経過した頃の事。

 学校を卒業して魔術師になった風色琴音が新居を探すために王国所属の"RPG不動産"なる不動産屋を尋ねるところから物語は始まります。RPG不動産は琴音の就職先であり、職場が同じ亜人であるファー、僧侶のルフリア、戦士のラキラと様々な事情を抱えた顧客の物件探しをサポートをする...!ってのが、作品の概要です。

 険持ちよ先生のRPG不動産ですが、これを3位に置いた理由には訳があるんです。それはですね...

 

 

 

 

 

 

 アニメの評価が低い...って事です。

 

 ...はい、そうなんです。この作品、僕は敢えて何がアレだったとかそういう事に触れるつもりは一切ありませんが、アニメの評価が終わってるレベルで低いんです。円盤の売り上げに関してはもう触れないで欲しいくらいで、きららアニメ界隈の特級呪物とかもう言われたい放題で。

 

 アニメは...その...アレだったのですが、実はこの作品、原作は非常に面白いんです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 本当に!!!!!!!!!!!!!!

 

 自分はキャラットを定期購読しているので既に最終回まで見届けたのですが、RPG不動産の原作は、正直面白かったんです。だから"オススメ"したいんです...!!

 

 RPGのような世界観で"RPG"をしていくこの作品は、設定こそフワっとしているものの作者が迷走したりとかキャラデザが微妙に可愛くないとかスカスカのストーリーを露骨な露出やお色気シーンで補填したりとか具体的にどの部分が面白いかと言われれば言葉に詰まるとか不動産が不要じゃんとか露骨なご都合展開でう~ん...ってなったりとか本当にそのくらいの問題点があるだけなんです。

 たまたまアニメと合う作風じゃなくて、(諸説) 悪評だけ先行して広まってしまったただけ。そんな作品なんです...

 

 皆様も一度、RPG不動産の原作を手に取ってみて頂けないでしょうか。じきに単行本で最終巻も発売すると思うので、その際は単行本からでも見始めて頂けると嬉しい限りです。

 

 それでは続きまして2位の発表になります!!

 

 

 第2位は~??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 がっこうぐらし!です!!

 自分はこの作品をアニメはかなり前に視聴していて、原作は読んでないままになっていたのですが最近ようやく12巻+~おたより~編まで読み終えました。

 

 がっこうぐらし!スロウスタート同様...というかそれ以上に作品の説明をしようとするとかなりヤバめのネタバレになってしまうので、ここでは敢えて触れません。申し訳ないです。

 

 がっこうぐらし!は自分が今まで読んだきらら作品の中で

最も面白かった」と断言できる作品です。本当に。

 

 きらららしからぬ作風やストーリーで、正直かなり人を選ぶ作品である事は否めないのですが、それでもこの作品は全人類に見て欲しい。そのくらいに自分の中では良かったです。

 

 作画担当の千葉サドル先生と原作の海法紀之(ニトロプラス)先生による合作であるがっこうぐらし!は、まんがタイムきららフォワードにて2012年から2020年まで連載され、現在は完結しています。本編12巻と、後日談を描く~おたより~編の全13巻構成となっており、原作者の海法先生によれば、

「こういった形式(本ストーリーの概説的なもの)によくある内容とは異なる路線を目指しており、過ぎ去っていく日々を精一杯生きる、登場人物達の学校生活を描く事を意図している」

 との事。正に"がっこうぐらし!"というタイトル、それに相応しいというか、「私たちはここにいます」というフレーズの真の意味での回収が最後の最後にまでもつれ込んで、読んでいて何度もハラハラさせられました。

 

 作画担当の千葉サドル先生が本当に達筆で、きらら作品らしからぬ(2回目)...というか「この作品に非常にマッチしている」といった感じでした。最初は違和感を覚えましたが、改めて千葉サドル先生で良かったなと思わされる程に、作品に引き込まれる作画であったと感じています。

 余談ですが、本作品のアニメ版はアニメ限定の原作とは異なる展開、所謂"アニオリ"が多く含まれ、恐らく制作当初から2期の制作は考慮されていなかったのでは...?と、原作を読んだ今はそう感じています。12話構成であのストーリーを綺麗に締めるのは難しいでしょうし、制作陣の熱意が伝わってきました。

 

 がっこうぐらし!という作品はきらら系列の中でも本当に異質、「非日常」でもキャラクターである彼女達にとってはそれが日常。それを受け入れて前進していく姿に、皆様も魅力を感じて頂ける事と思っております。

 

 

 そして本作における自分の最推しは、恵飛須沢胡桃ちゃんです!

 仲間のために自分の事を省みない、やりたい事に熱意を持って貫く行動力の化身です。

 

 そして最後に、第1位の発表です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 第1位は....................

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まちカドまぞくです!!!!!!

 アニメを見てただのゆる~い日常系だと思ったそこの貴方。

 

 

 

 

 6巻を読んでください。

 そこに全てが詰まっています。

 

 

 

 

 という事で、個人的原作おすすめNo.1の作品は、伊藤いづも先生のまちカドまぞく!自分の中でもきらら系列で一番好きな作品です。

 

 まちカドまぞくはまんがタイムキャラットにて2014年8から9月号でのゲスト連載の後、同年11月号にて正式連載が開始し、2023年の今も連載が続いています。

 

 現在は6巻まで出版されており、伊藤いづも先生の体調が優れず休載を何度も挟んではいますが最近は復帰されております。(12月号はまた休載)

 

 まちカドまぞくをざっくり説明すると、体の弱い高校生女の子で主人公の吉田優子に、朝起きるとツノとしっぽが生えていて、実は闇の血を引く末裔で、魔法少女も出てきてなんやかんや...って感じです。説明すると本当に長いので、とにかくイチャイチャを見せられる百合作品...くらいの認識で構わないです。

 冗談です。

 

 "まちカドまぞく"は、設定の緻密さや拘りが本当に伝わってくる作品で、作者のいづも先生がかなり古代文明や歴史に詳しい人である事も相まって、深く考えながら見るもよし、脳死で百合に破壊されるもよしの†ガチ両刀†な作品であり、"万人受け"という言葉が丁度当てはまるような作品であり、ファンタジーのようなガチの史実に基づいてるような...見る人によって色を変える、正に変幻自在な作品でもあります。

 各所に散りばめられた小ネタが最近のものだったり紀元前だったりして本当に訳が分からない部分もあり、それを主人公の優子と魔法少女千代田桃のてぇてぇによって中和する事でバランスを無理矢理取っているような感覚です。ヤバすぎる。

 自分も途中までは何も考えず読んでいたのですが、5巻辺り。内容で言うとアニメ2期"以降"から展開が急変、二人の日常に大きな変化が訪れます。

 この物語に隠された秘密として、登場人物"全員"が辛い過去を持っている事が挙げられます。過去を乗り越えた者、過去を忘れた者、過去を忘れさせられた者...そういうメンバー達によって、まちカドまぞくは構成されます。

 自分の目標が小さくなっていく桃。自分の目標が大きくなっていく優子。

 

「お楽しみはこれから」。これ以上は何も言わないので、是非、是非とも原作6巻まで購読して頂けたらと思います。アニメ勢の皆様も本当にこの作品の評価が一変するはずです。

 

 最後に、自分の「きらら作品」における最推しを紹介します。

 

 千代田桃ちゃんです。チート性能を持ちながら作中でどんどん弱体化を繰り返す彼女、その真意とは?それは原作に...

 

 

 

 という事で、個人的きらら作品、原作おすすめTOP5を紹介しました!

 

 評価基準と致しましては、アニメから現在に至り、「今」読んで欲しい作品としての選定を行ったつもりです。

 

 自分は連載が終わっているか、それとも未だに続いているかという差が、作品の面白さに与える影響は0だと考えており、あの時きららを盛り上げてくれた人々、今もきららに寄与し続ける人々の両方に多大なるリスペクトを送りながら、アニメも原作も嗜んでいく事が大切である。そう思っています。

 

 

 最後になりますが、きらら作品に携わる全ての方々に、きらら作品を読んだ全ての方々に、そして当記事を最後まで読んで下さった方々に、そしてQオメに...

 

 

 

 

感謝を______。

グリザイアの果実「天音ルート」クリア感想


ども、たっちャンと申します。今回は初の江戸ゲ記事という事で、グリザイアの果実というゲームに登場するヒロインの一人である「周防天音」のルートをプレイし、正規エンド並びにバッドエンドを視聴する事ができたので、その感想を書いておこうかなと。

 

 

※当記事はグリザイアの果実本編の重大なネタバレを含み、投稿者は天音ルートのみをクリアした状態であり「このゲームについての詳細な部分までは理解できていない」という事を念頭に置いた上でご高覧頂けると光栄です。

 

目次

1.周防天音という女、ルート所感

2.バッドエンド感想

3.正規エンド感想

4.総評

 

 

1.周防天音という女、ルート感想

 複数あるグリザイアの果実の分岐において最も面白いのがこの女、周防天音のルートであると先輩方からアドバイスを受け、プレイ開始。このゲームのヒロインは総じて人間性における重要な部分が欠落しているとも取れる描写が散見されるのだが、周防天音も御多分に漏れずかなり終わってる寄りの人間である。高頻度で乳を露出し、主人公に全く相手にされないのもお構い無しに誘惑を行ってくる。

 

 ただこれでもヒロイン5名の中で見るとまだマシな部類で、料理が得意であったりマキナの世話を焼いたり(言葉遣いに多大なる影響を及ぼしてはいるが)と家庭的な面もあり、学園内のお姉さん的ポジションとしての地位を確立している。

 

 ...とまぁ、彼女の紹介を簡易的に済ませた所でまずは本ルートのエンド分岐前、前半部分について話していくのだが、ここに関しては本当に

 

 

 

 

エロが多すぎる。あまりにも。

 

 

 

 

 そんな感想しか出てこなかった。

 

 硬派で魅力的なシナリオを待ち望んでいた自分を待ち構えていたのは、あまりにも低俗な江戸シーンの数々。意外な事にどうやらこのゲームは江戸ゲだったようで、天音とそういう事をするイベントスチルがなんと4回も発生する。そう、4回もである。バグか?

 

 周防天音というキャラクターが好きでこのルートを選択した人間からすれば完全にご褒美、サプライズであるのだが、(そもそも美少女ゲのルート選択なんて好きなキャラを選ぶのが定説という話は置いておいて)正直キスの分岐選択からそうなのだが現段階で天音の事を好きになれる要素が少なすぎるし、そもそも今までの天音の素行を思い返せば局部を露出されても「うおおおお!!!」とはならないだろ。

 

 というのが天音ルート前半部分を通して思った事。無論、話の中に点在する天音の心理描写や2人の関係を尊重し今までと変わらず接してくれるクラスメイト達等、見ていて「ここは良いな」と感じる部分はあった。雄二が自分と付き合う条件に「いなくなっても1年以内に忘れる事」を提示したのも、天音が雄二に対しベッタリだったのも最後まで読み意味を理解した今なら納得できるのです...が、エロいる?

 

 続きまして後半部分。夏祭りの最中に新キャラ、風見一姫について知りそこからイベントが発生し、舞台が天音の過去編へと移ります。天音を含むバスケ部が乗っていたマイクロバスが転落事故を起こし、そこから極限のサバイバルが始まりました。カーブでパンクしたら転落って流石にフィクション感ありすぎだろ...と思いましたがそこはスルー。

 

 この過去編はグロ表現が多用され、自分の想像の域を遥かに超える過酷さ、リアリティの高すぎる文章や状況に絶句。怪我をした部員の傷口から蛆が沸くだの蝸牛を食うなんてのは可愛いもんで、一姫が部員のペットである犬の死体を食糧にする事を決断するシーンは見ていて本当に気分が悪くなり、すぐにでも読み飛ばしてしまいたくなるような内容でした。シナリオライターが一番ヤバい...

 

 最初の内は皆でなんとか生き残ろうという気概があったものの、限界が近づくにつれ壊れる者、餓死する者...狩りなんてした事無い筈の部長と顧問が持ってくる鹿肉や兎肉の正体...そして最後には生き残るため天音と一姫に襲い掛かる生存者......皆で一緒に生き残ろうと決意した、そんな仲間達が自分達を喰うために襲い掛かってくるというトンデモ描写。まさに急転直下というべきか...

 

 そうして一姫は天音を逃がすため囮役を買い、最後に本当の意味での"生存者"は天音だけになってしまって、現代に話が戻りました。

 

 天音が雄二とやけに距離が近かった理由は「贖罪」のためなのか、それとも残された一姫の弟を守ってやりたいという「使命感」からなのか、真偽は不明です。天音がこの件について感情を表に出さないようにしているのを見るに、心の中では多少なりとも既に整理がついているのではないか?とは感じました。彼女は非常に芯の強いキャラクターであるので。

 

 ここまで読んだ感想として大きいのが、天音ルートに雄二は必要か...?って事です。過去編なだけあってあまりにもこのエピソードが一姫と天音で完結しすぎており、一姫と天音がお互いの好意的な感情を抱いていた事もあってこれが正規カップルなのでは???と思ってしまいました。現時点の天音と雄二、無限に性行為に及んで終わってるんだけなんだが...性器カップルなんだが...

 

 

 そしてストーリー終盤、過去編の回想が終わり、一姫は生きているのではないかという淡い期待の下、事故現場へ向かうと部長(故人)の親父が「娘が死んだのにお前は生きて帰ってきた」という謎の逆恨みで散弾銃を持って襲い掛かってくる急展開に。

 

 

 

 

急に安っぽくなるじゃん...

 

 

 

 

 今までの前提を破壊すべく舞い降りた破壊の使者。お粗末展開。クソキャラ。ここからエンディングへの分岐が発生するので、各エンドの感想を述べておきます。

 

 

2.バッドエンド感想

 天音の囮になり、二手に分かれて逃げるという「あの時」と同じような状況に陥ってしまいますが、天音がそれを許す筈が無く、雄二を助けようと試みるもショットガン親父に殴られて死んでしまうという結末。絶対に同じ悲劇は起こさせないという天音の強い決意が伝わってきて、このエンドは個人的にかなり好きで面白かったです。というか、天音のストーリーを通して見るとバッドエンドになる結末の方が良いのかな~...と感じました。最後に天音の遺体を抱きかかえるシーンも、簡素な描写ながら臨場感のある文章構成で悪くなかったです。

 

 

 

3.正規エンド感想

 一人で逃げるのは愚策だと判断し、二人で逃げる事を決意。なんか色々あってショットガン親父を討伐し、後はJBにお任せ。このエンドは最後まで謎だったJBや雄二の詳細を確認できるので、読むべきではあると感じた。しかしながら、後は普通の展開で、仲睦まじい結婚生活を嗜んだ後、爺になった雄二が癌で死んで最終回。バッドエンドを見た後だとどうもインパクトに欠けるというか、もうこの現象はノベルゲーの宿命故に仕方が無いのだと思いました。

 

 

 

4.総評

 周防天音ルート、爺様方の評価通り非常に面白かったです。このルートに限った話では無いですが登場人物が多少?イカれてる部分や謎茶番を繰り返す日常パート等、そういった要素もこのゲームのシナリオに味の変化を与えるスパイスである、と捉え読み進めていました。内容はかなりのボリュームで、天音ルートを読み終えるだけでも30〜40時間程かかったと思います。自分はこのゲームの文章の細かい部分に織り込まれている特有のギャグやスラング染みた言い回しが好きで、ブラックジョークを交えたユーモアを遺憾無く発揮する主人公の雄二に対しても割と好意的な印象を抱いていました。本番シーンは...微妙!w

  それともう一つ、ストーリーが面白かっただけに、このゲームが江戸ゲである必要性を考えさせられました...エロいる????

 

 最後に、"グリザイアの果実"を勧めて頂いた先輩方及びOBの皆様に。"グリザイアの果実"開発に携わった全ての皆様に。Qオメに、感謝を____

 

 

 

 

 

学園長が一番かわいい

ATRI~My Dear Moments~ クリア感想

 

ども、たっちャンと申します。今回はにほんばれのOBや先輩方に初めてプレイするノベルゲームを募ったところ、この作品ならハズれないという事で勧めて頂く事になり、無事全ルートを視聴する事ができたので感想を適当に書いておきます。

 

※この記事はATRI~My Dear Moments~ストーリー本編のネタバレを含みます。ご了承下さい。

 

 ゲームの粗筋についてここで記載するつもりはありませんので、大まかな部分だけピックアップして語っていきます。

 

1.メイン以外の登場人物に関して

2.主人公、こんなもん?という話

3.ストーリー、面白い?

4.総評

 

 

1.メイン以外の登場人物に関して

 本作にはストーリーを彩る個性豊かな人物が登場します。これに関して自分はプレイ中...というかクリアして改めて感じた事なのですが

 

 

 

コイツ等ほぼいらんくね?っていう事です。

 

 まぁなんというか、あまりにもストーリーの大筋に対する関与が薄すぎるし、キャラクターもありきたりで、ベタ。もっと他にやりよう無かったのかな...と思わされる構成員。ただただ尺を埋めるために生み出された感が強く、アトリとは別に主人公に思いを寄せる水菜萌や堅物(?)の竜司のようにノベルゲームとしてのキャラクターポジショニングは完璧だっただけに、非常に残念。

 

 まずは竜司について。このキャラクター、所謂「良いヤツ」すぎて何の面白味も無かったです。もっと捻くれ者にして、その上で主人公の夏生と打ち解けていくまでの過程を鮮明に描くとか、水菜萌夏生絡みで一悶着あったり...みたいな話があっても良かったんじゃないかな...と。序盤を越えたら終始良いヤツムーブを繰り返し、「玉手箱を渡されない浦島太郎」のような一直線展開を見せられているような感覚に陥っていました。関係無い話ですが、某ガンダムアニメのあの人を頭の中で連想してしまいました...

 

 お次に水菜萌。このキャラクター、ストーリー中にもちょくちょく夏生への好意が読み取れ、アトリ夏生の告白?の話を聞いた際にも動揺を隠し切れないような描写もあり...という所までまぁ良かったのですが、この「好意」について、もっと深堀りがあっても良かったんじゃないかな...(n回目)という気持ちでいっぱいでした。

 キャサリンが説明した"LIKE"と"LOVE"、水菜萌はどう考えてもLOVE側であったにも関わらず、ゲーム中盤~終盤にかけてここ関連についてほぼ触れられなくなり、アトリ夏生の独壇場...という感じ。

「私も漫画みたいな恋愛してみたいな~」と茶化すようなシーンや、「2人が笑ってたらそれでいいかな」という善人ムーブもあり、多少悩む描写はあったもののぽっと出の女ヒューマノイドに好きだった男を持っていかれて、少しくらい嫉妬や葛藤するシーンがあった方がストーリーとして面白くないか...?とは思いました。(口では言わなくてもノベルゲームである以上感情の描写をもっと出して欲しかった)

その上でラッキースケベシーンにこの女を採用してるの何かのバグだろ...

 

 

 他にも何人か居るのですが最後。夏生とアトリを除くと重要度がかなり高く、自分が最も評価しているキャラクターがキャサリン。長くなるのであまり言及はしませんが、キャサリンの過去がATRIストーリー終盤にも大きく関与し、学校の先生役を買って出た事や名前を捨て新たな一歩を踏み出そうとした時の話など、序盤の犯罪行為を上乗せしても十分に良いキャラクター性を発揮していたと思いました。

 残りの登場人物が重要度の低いガキなので割愛(badルートのおっさんはゴミだったので書かない)

 

 

2.主人公、こんなもん?という話

 この物語の主人公、夏生について語りたいのですが

 

 

 

 

 

このキャラ、キモくね?

 これ自分だけですかね?ストーリー読んでて主人公の夏生があまりにもキモすぎてお前が機能停止しろよ...とか思っちゃいました。そのくらいには嫌い。

 アトリを抱きかかえて寝るシーンとかもう見るに堪えなかったです。というかアトリがそういう方向性なのも相まって終始見ててキツ過ぎる描写が多く、名作ノベルゲームの主人公ってこんなもんなのか?って思っちゃいました。

 この序盤から中盤にかけて発生した夏生に対する否定的な感情をどうしても打ち消せず、終盤はもうなんか別のキャラクターとして心の中で置き換える事で精神の安寧を保つ事に...アトリが夏生の足代わりになる、という設定から飛躍して常時手を繋ぐとかはまだ耐えたのですが、一番ダメだったのは発電機を作る直前に皆で学校のための案を出しあったシーン。

 ガキが頑張って出した意見を頭ごなしに否定→それを竜司咎められお前は何か案を出せと言われるも自分はここに来たばかりだからお前らが出すべきと反論するという一番嫌われるタイプの人間が取るムーブをいとも簡単にやってのける夏生に自分は限界を迎え、本作で最も嫌いなキャラクターを挙げろと言われたら真っ先にコイツを挙げるくらいには嫌い。ATRIの成神陽太

 

 一応アトリについても語ります。アトリはかなり人間味のあるヒューマノイドとして、機械っぽくない部分は「高性能なので」という一点張り。機械...?ウッ...頭が

 本作のギャグシーンの大半はこの子が絡んでおり、機械の分際でポンコツ呼ばわりすると法的措置を取ろうとしてくる厄介者。このキャラクターは自分も好きな方で、日常パートはどちらかというと夏生がメインでしたが、シリアスパート以外の日常風景を彩るためにもアトリは不可欠な存在であったと感じています。差別禁止を重んじる割に関節の数でマウントを取ってきた時には流石に横転。少しバカっぽい女の子キャラクターは割と王道だと思うのですが、メインヒロインがこれなので個人的には水菜萌の方が好きでした。

 

3.ストーリー、面白い?

 各ルートで話が大きく異なるので、それぞれ10点満点で評価を付けていきます。

 

共通ストーリー...5点

 

通常エンド...10点

 

Badエンド...2点

 

真エンド...9点

 

 まずは共通ストーリーについて。ヒューマノイドファントムペイン、上昇する海面辺りまでは着いて行く事が容易で、発電機制作のような良くも悪くも普通のシーンまでは追いつく事ができたのですが、エデン辺りから話が急転直下し、独特な世界観がとんでもないペースで入ってきて、もう少し緩めのストーリーを想像していた自分には正直何が起こっているのか把握し辛く、某"神"アニメを彷彿とさせる展開構成に困惑を隠せなかったのが正直な感想です。

 

 

 次に通常エンドですが、これは素直に読んでいて面白かったです。本当の意味になってしまった「2人に残された時間」がスペクタクルに描かれ、限られた時間を有意義に、「価値のある」時間として過ごしたいというシーンは本当に感動しましたし、アトリのログは「自身の存在価値を証明するためのもの」だったのかもしれず、自分には未来が無いが、夏生には未来があるのだと諭す描写も、シナリオライターの本気を感じられ非常に良かったです。10点。

 

 

 BADエンド、2点です。あまりにも安っぽい終わり方。蛇足。本当に蛇足。このエンドはアトリが学校に来てはいけないという命令に背くシーン以外突然出てきたおっさんが女に暴力を振るうシーンばかりで本当に良いとこ無かったし、自分のアトリに対する否定的バイアスが増幅してしまっただけの駄シーンで、これではどのルート回っても「アトリってそういうヒューマノイドなのか...?」という考えが付きまとう事になり、マジで何でこれ作った?って感じでした。せめてアトリ側に100%非があって、おっさんが「感情的」にこの事件を起こしていなければ良かったのにな...って思います。

 

 

 最後に真エンド、9点です。ここだけはなにも書きません。ご想像にお任せします

 

 

 

4.総評

 ノベルゲーム初等教育の教材、と言い表せるような作品でした。可も無く不可も無い、良く言えば万人受けするようなストーリー構成であったと思います。アニメーションも素晴らしい出来で、2,200円とは思えないクオリティに脱帽。自分は物語についてストーリーの面白さよりも「メインキャラクター”以外“の人間性やその深堀り」を求めるタイプの人間なので、そこが少し物足りなかったなという印象。

 ATRI~My Dear Moments~が最初にプレイするノベルゲームで良かったと改めて感じました。Qオメに感謝を。

大会準優勝!?アチゲータ×リキキリンサイクル

 ども、たっちゃんと申す者です。今回はポケットモンスタースカーレット・ヴァイオレットにてポケモン実況者のアシキ氏主催で行われた大会である

ポケモンSVシングル大会『ポケモンSV シリーズゼロ』(通称アシキ杯)

 にて準優勝という結果を残せたので、折角ならと思い構築記事を書かせて頂きました。拙い文章でありかなりの長文になってしまいましたので、お時間の許す限りでしたら最後までご拝読願えれば光栄でございます。

 

※当記事は3値等の非公式ワードを使用して書かれていますので、その点はご了承願えればと存じます。

 

1.構築紹介

2.立ち回りと使用感

3.最後に

 

1.構築紹介

 まずは1匹目、本構築の要であり今話題沸騰中?のこのポケモン

 そう、アチゲータです。

・アチゲータ 特性:てんねん テラス炎

 ずぶとい H244-B252-D12 @しんかのきせき

 火炎放射、欠伸、怠ける、アンコール

 先述した通り本構築の要であるアチゲータですが、まず進化後のラウドボーンとの差別化点について軽く語っておこうかなと。

 まず明確に違うのは「タイプ」と「耐久力」です。アチゲータは進化後のラウドボーンと違い、ゴーストタイプを持っていません。これがかなり大きなポイントで、ゴーストタイプ及び悪タイプで弱点を突かれないんです。

...はい、本当にそれだけ。

なんですが

 現在の対戦環境ではそれだけで済まないんですこれが。

 悪とゴーストによって弱点を突かれないので、対戦環境に多いミミッキュドラパルトトドロクツキパオジアン等の強力な悪ゴーストポケモンから弱点を突かれないので受け出す事が可能で、寧ろ持ち前の耐久力を活かして対面で流す事が可能になるんです。これは非常に強力で、

「まさかアチゲータに負けるなんて事はないだろう」

アチゲータに対し薄い選出をしてきた相手を大会では容赦なくハメ倒し、見事スイスドローの大会で5連勝を掴み取りました。まぁ平たく言えば初見殺しってやつです。

 特性てんねんによりウルガモスカイリューに対しても余裕を持って受け出す事が(急所は知らん)できます。後述するトリトドンと組んでステロ欠伸戦法をとったり、ハッサムドオーサイクルを回したり、アンコールで縛ってトドロクツキの竜舞で起点にしたり、本構築はアチゲータを活躍させるために組んだと言っても過言ではありません。それ程に強かったです。

 お次に2匹目。圧倒的初見殺しでキノコとカバを狩るどころか3タテを量産しまくった最強ポケモン

 リキキリンです。

・リキキリン 特性:そうしょく テラス格闘

 ひかえめ B236-C252-S20 @こだわりメガネ 

 ツインビーム、くさむすび、テラバースト、トリック

 先述したアチゲータと唯一シナジーが無い単体採用ポケモンであり、このポケモンは自分が所属しているサークルの先輩から勧められ採用したのですがその圧倒的(審議)耐久力と火力で決勝まで導いてくれた本当に強いポケモンです。

 まずはこの構築をもう一度見返してみましょう。

 カバルドンどうすんの?キノガッサモロバレルの胞子で詰んでない?

 詰んでないんですこれが。

 このポケモンは特性のそうしょくにより、草タイプの技を無効化する事ができます。これはなんと攻撃技に限らず変化技にも適応される訳で。そしてこのポケモンの専用技である†ツインビーム†はエスパータイプの特殊技で威力40の2回攻撃。キノガッサがタスキを持とうが身代わりをしようがワンパン。勿論の事耐久に振ったモロバレルも一撃で消し飛ばします。

Q.なら、カバルドンは?
A.くさむすびです。

 カバルドンは非常に体重の高いポケモンで、相手ポケモンの体重を参照してダメージが決まるくさむすびは、カバルドンに威力120の高打点として襲いかかります。そこにこだわりメガネの補正が乗り、HDベースのカバルドンも確定一発で仕留める事ができます。カバやキノコなんてこんなのこの構築見たら絶対出したくなるでしょ。出てきたけど。

 他にもヘイラッシャというポケモンが現環境では流行しているのですが、このポケモンはDに厚く振らない限りくさむすびで確定一発...なのですが今回挑んだのは強者が集う大会。有識者はDに振るんですね。そこで役に立つのがこのサブプラン、「メガネトリック」です。こだわりメガネをトリックで相手に押し付け、相手の変化技を縛りたべのこしを奪ってしまえば目の前には勝ちが転がってるんですこれが。本当に強い。

 さて唐突ですが問題です。貴方はキノガッサとリキキリンという理想の対面を作る事が出来ました。ではどの技を撃ちますか?

 勿論、専用技のツインb

 

 格闘テラバーストです

 

「...え!?せっかくの専用技があるのに撃たないの?馬鹿なの?」

 と思ったそこの奥さん。まぁまぁ話だけでも聞いてって下さいよ。

 皆様は「現環境で最も強いタイプ」と聞かれて何タイプを連想しますか?これは10人に聞いても10人そう答えると思います。断言できます。

 悪タイプです。

 今作は明らかに悪タイプポケモンのパワーが高すぎます。準伝説と呼ばれるパオジアンイーユイチオンジェンディンルーや、トドロクツキマスカーニャドドゲザンバンギラスオーロンゲ等の強力な悪タイプが環境を席巻しており、それに加えて弱点を突かれる筈のゴーストタイプ達が生き生きしているのが現状で、現環境で悪タイプをパーティーに入れないのは舐めプ、勝つ気が無いのではと思うくらいには悪が強いです。

もう分かりますよね?

 キノコキリンの圧倒的有利対面、相手は得体のしれないキリン🦒、Google検索でポケモン徹底攻略を起動、覚える技一覧の中に異彩を放つ一文を発見!

「危ない危ない、とんだ初見殺しを食らうところだった。悪タイプで万事解決だ。」

 対戦して下さった方々、ありがとうございました。

 

 続きまして3匹目、現環境におけるサイクルの王者であり、テラスタルの恩恵をフルに受けるこのポケモン

 ハッサムです。

ハッサム 特性:テクニシャン テラス鋼

 いじっぱり H236-A252-S20 @こだわりハチマキ

 バレットパンチ、蜻蛉返り、泥棒、アイアンヘッド

 フリーの対戦では選出率が9割を超え、もうコイツが軸なんじゃないかと思うくらいには強いポケモンです。鋼テラスタル鉢巻バレパンはマスカーニャやHBのオーロンゲを確定一発にする驚異的な火力で、鋼テラスアイアンヘッドキョジオーンも消し飛ばす圧倒的初手出し性能の鬼。裏にリキキリンを仕込む事で初手キノコをケアできるのも本構築の強みです。有利対面は蜻蛉返りで高火力を出しながら有利対面を継続、サイクル中に毒やステロで削って削ってバレパンで締め。ステロ+鋼テラバレパンでドラパルトを倒せ、低火力の不一致炎打点は鋼テラスタルで耐える事ができます。このポケモンで不利を突かれて積まれそうなら裏の天然ズで受け出してまたサイクル継続...なんて事も可能です。ぶっ壊れすぎ。

(Sは4振りラウドボーン抜き)

 

 そして4匹目。自慢の調整ポケモントドロクツキです。

・トドロクツキ 特性:こだいかっせい テラスノーマル

 しんちょう H172-D252-S84 @ブーストチャージ

 地獄突き、捨て身タックル、龍の舞、羽休め

 素早さは最速サーフゴー抜きでD特化余りH。ノーマルテラスタルを切れば全ての特殊ポケモン(クソデカ主語)を受け龍舞羽休めで起点にする事が可能になる神。瞑想ニンフィアなるおもちゃポケモンはじごくづきで理解らせてやりましょう。捨て身タックルは悪との相性が良く、足りない火力を補ってくれる神の技。ポケモンUSUMのHDマンダみたいですね。ただやっぱりウルガモスだけは厳しいので裏のアチゲータや後述するドオーで受ければ良いです。ハバタクカミ(笑)はカモ。

 

 そんでもって5匹目。第二の天然、最強の特殊受け、サイコショックはやめて、ドオーです。

・ドオー 特性:てんねん テラス毒

 しんちょう H252-A4-D252 @くろいヘドロ

 地震、守る、毒毒、自己再生

 一般的なポケモンの一般的な型なので多くは語りませんが、テツノツツミが見えたら先発で出して毒テラス切ります。毒毒入れます。受かります。テツノドクガも余裕で受かり、アチゲータを出せなかった時はコイツでウルガモスを、トドロクツキを出せなかった時はイーユイを受けてもらいます。ハッサムやアチゲータと無限にサイクルを回せ、キノコにはキリンを投げます。HPがとんでもない数値で、毎ターンくろいヘドロで14回復します。くろいヘドロはトリックにも強いので、トリックされたけど体力が削れたのでハッサムで締めて勝った試合が本戦でもありました。

 

 最後に6匹目。トリトドンです。

トリトドン 特性:よびみず テラス地面

 ずぶとい H172-B252-D84 @たべのこし

 大地の力、自己再生、欠伸、ステルスロック

 イルカマンが居たら出す。ロトムが居る時にトドロクツキ出せそうになかったら出す。ステロ欠伸する。アチゲータハッサムキリンとサイクル回す。終わり。

 Hは食べ残し最効率、B特化余りD。コイツも特に言う事ないです。ステロを新規習得したので使ってみたかったのとキノコを呼び寄せるのに丁度良いかなと思い採用。サーフゴーに欠伸ループを止められても大地の力で削れる...と思っていたのですが風船サーフゴーとマッチングするトンデモ展開に遭遇して大ピンチになりかけましたがトドロクツキで余裕でした。これが安定サイクル構築の強み。

 

2.立ち回りと所感(雑)

ガブ重い→ビーム→ビームで勝ち じしん2回耐える

ギャラ重い→ビーム→ビームで勝ち 眼鏡トリックしても良い

テツノカイナ重い→決勝にてボロ負け 改善

テツノツツミ見えたら初手ドオー毒テラス確定

テツノドクガ居たらドオー出す

キノコ居たらキリン出す

トドロクツキいたらアチゲータ出す

サーフゴー居たらトドロクツキ出す

アーマーガア居たらホゲータで炎テラス

※重要:テラスを切るポケモンは選出段階で決める

 

3.最後に

かなり長文になってしまいましたが、最後までご拝読下さり、本当にありがとうございました。SV最初の大会で準優勝という嬉しくも悔しい、そんな結果でした。これからもプレイングや構築を磨き、新たなおもちゃポケモンを探していこうと思っています。大会主催、運営に携わって頂いた皆様、そして大会に参加し対戦して下さった皆様、改めてありがとうございました!!

Special Thanks:リキキリンを提案して下さったコーミルさん(@TH131Lapras)